自己紹介

セラピスト

自己紹介

 セラピスト:西原 詩織(Shiori Nishibara)

 

資格:公認心理師(登録番号13654)/臨床心理士(登録番号16803)

 

所属学会:日本心理臨床学会/日本EMDR学会/日本箱庭療法学会/EgoStateTherapyJapan/日本臨床心理士会/愛媛県臨床心理士会/日本臨床心理士資格認定協会

 

身体志向アプローチトレーニング歴:EMDRweekend2修了/ホログラフィトークアドバンストワークショップ修了/自我状態療法国際認定トレーニングモジュール2修了/TFTアルゴリズム修了/ボディコネクトセラピーコアスキルトレーニング修了

ご挨拶

自己紹介

児童思春期専門病棟・専門外来のある精神科病院で心理士としてのスタートを切って以来、精神科病院のカウンセラーとして、20年近くに渡り、医療現場で治療や支援を行ってきました。

児童から高齢者まで幅広い年齢層の方とお会いし、カウンセリングを中心に、心理検査、他機関とのコンサルテーション、講演活動など、多角的な視点からクライエントさんを治療・支援してきました。スクールカウンセラーとして、小学校・中学校・高校へ勤務したこともあり、現場で何が起こっているかを臨床と結び付けて考える機会になりました。

 

精神科病院でカウンセリングをしていると、生活を送ることが難しくなるほどの状態になって、ようやく訪れる方が多く、’ここまで症状が深刻になる前に、もっと早くケアを受けていれば・・’と悔しく思うようになりました。

身体の病気と同じように、心の病気も何らかの不調を感じてから未治療の期間が長引くほど、重症化し、回復が難しくなります。

 

健康に関して、一次予防・二次予防・三次予防という考え方があります。

一次予防とは、病気になる前に、病気の原因を除去したり、ストレスを緩和したりして、病気の発生を防ぐ段階、二次予防とは、病気をできるだけ早くに発見し、早期治療を行い、病気の進行を抑えたり、病気が重くならないように努める段階、三次予防とは、病気が進行した後のリハビリテーション、社会復帰、再発防止などを行う段階のことを指します。

病院でお会いするクライエントさんは、三次予防の段階の人が多くいらっしゃいました。三次予防の段階のクライエントさんと二次予防の段階のクライエントさんに、同じように専門的ケア(トラウマケア)を施すと、二次予防段階のクライエントさんはとても回復が早く、’二次予防’と’三次予防’の段階では、回復に大きな違いが現れることを経験的にも学びました。

 

都会ではカウンセリングオフィスや心療内科・精神科クリニックが多く、’二次予防’までの段階で行けるところが充実している一方、地方では、’二次予防’までの段階で相談できる場所が少ないのが現状です。

当オフィスが、一次予防・二次予防の段階で、気軽に相談に来られる場所になることを願っています。

クライエントさんに不必要な心理的負担のかからないカウンセリングを提供していきますが、カウンセリングは、自分の苦しみを扱っていく作業でもあります。

カウンセリングが進んでいく過程において、苦しさやもどかしさを感じる局面が出てくるかと思います。そのような局面を支え、明るい未来に向かって一緒に山場を乗り越えていきたいと思っています。

 

1