カウンセリングを受けた方の感想

カウンセリングを受けた方の感想を、承諾を得て掲載しています。
※カウンセリングの感じ方や変化には個人差があります。
カウンセリングオフィスtsumugiの特徴である、’身体志向アプローチ’についての感想も掲載しています。
・当オフィスで使用している身体志向アプローチはこちら▼▼
EMDR、自我状態療法、ホログラフィトーク、TFT、BCT、Somatic Experiencing®
・カウンセラー(西原)の身体志向アプローチ資格取得・トレーニング歴は▶▶こちら

20代、医療・福祉職
Q)カウンセリングを受けてみようと思ったきっかけ
ずっと、‘自分は他の人とは違う’としんどさを感じていた。当時働いていた職場が、患者さんからいつ暴言を吐かれたり殴られたりするかかわからない状況で、過呼吸が出たりして、‘何かおかしい’と思い始めた。
職場環境が引き金になって、今まで感じていたしんどさが強く出てきているのかな、幼少期のことが原因なのかなと思い、このしんどい状態を良くしたいと思った。
Q) 身体志向アプローチを受けてみての感想
精神科の診察など、これまで受けたことがあるのは対話方式だったので、EMDRをしてもらって、最初はすごくびっくりした。
感じたことがない不思議な感覚で、‘こんな風に変わっていくんだ’と思った。最初は、‘イメージってなんだ?’と自分の感覚を感じることが難しかったが、段々と慣れていって、自分の感覚が‘これだ!’とわかっていった。
受ける過程で、感覚的にしんどさも出てくるが、しんどさと共に良くなっていき、しんどさよりも良くなっていく感じが強くなっていった。成長していく自分を見ることができた。
Q) 生活を送る中で感じた変化
だいぶ変わった。通いだして半年位から生活での変化を感じ始めて、一年位経つと、はっきりと生活の中での変化を感じるようになった。
カウンセリングを受け始めた頃を思い出してみると、今と全然違う。人にすごく気を遣ったり、‘嫌だ’‘疲れた’‘できない‥’と思っても‘できます’と言って、自分の気持ちを抑え込んでいた。
特に周りの人がしんどそうだったら、自分もしんどいのに動いてしまっていた。今は、はっきりと‘しんどい’‘できない’と言えるようになった。こういったことが言えるようになったのは、すごく大きい。
過去のつらかったことや自分の本音を親に伝えても‘私もしんどかった’と言われるのが嫌で、これまでは親に合わせていた。
カウンセリング(身体志向アプローチ)を受ける過程で、徐々に、‘親に知ってもらいたい、言いたい’という気持ちのほうが強くなって、言うようになり、言い返されても、言い返すようになった。
それを繰り返していくうちに、親も変わってきて、話を聴いてくれるようになり、過去のことに関して謝罪もあった。
親との関係が変わって、楽になって、そこから職場の人など他の人にも自分の気持ちを言えるようになった。親からは、「以前は何を考えているかわからなかったけど、今は何を考えているのかわかる。表情があるようになった。」と言われた。
今は親と何でも言える関係になっており、一緒にいても楽だし、安心感を感じている。
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50代、主婦
Q) カウンセリングを受けてみようと思ったきっかけ
息子が(カウンセリングオフィスtsumugiで)カウンセリングを受けて、‘こんなに変わるんだ’と思って、私も何か生きづらさがあるんだろうなと思い、受けてみようと思った。
Q)身体志向アプローチを受けてみての感想
最初は、イメージが出てくるか不安だった。嫌なことを思い出してしんどい時期もあったが、それを乗り越えたらイメージが自然と浮かんでくるようになったし、身体が軽くなってきた。
機械を着けてというのではなく、目を動かしたり、手の甲をトントンと指でタッピングしたり、アナログな感じだった。
安心感や軽くなる感じを感じるようになって、トントンのリズムが、子どもが母親にトントンされてもらっている感じに似ていると思った。
Q)生活を送る中で感じた変化
体調が以前より良くなった。頭痛が少なくなった。身体が軽くなった。以前は、熱が出る前などに、過去の帯状疱疹の影響か針で刺されたような痛みが出ていたが、それがなくなった。
考え方が前向きになった。自分で考えて自分で決断し、行動できることが増えてきた。生きやすくなった。休みたい時に休めるようになった。
自分で色んなことをするようになったので、自分自身や環境の見えていなかった部分が見えてきた。距離があれば否定的にならない。以前は、人にどう思われているか気になっていたが、今は、良い意味で開き直れるようになった。
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60代、主婦
Q) カウンセリングを受けてみようと思ったきっかけ
息子のことで悩んで、八方塞がりになった自分の気持ちをどうにかしたいと思った。気持ちや考えがグルグルと同じところを回っていて、とても解決できそうにない状態から抜け出したかった。
Q)身体志向アプローチを受けてみての感想
どんな風にするのかな?と思っていた。実際にしてもらったら、全然怖くなくて、痛くもなくて、リラックスした状態で進んでいった。目を動かしたり、(カウンセラーが)指先でトントンと私の手の甲をタッピングしたり、時には自分自身でタッピングしたり。リラックスした中でしていたので、最初は‘こんなので変化があるのかな?’と思っていた。振り返ると、ずいぶん変わったし、楽になったし、受けて良かった。
トラウマを掘り返すことに心配はあって、大丈夫かな?と思っていたけど、全然大丈夫だった。
誰にも知られないで一人我慢していたこと、幼児や子どものときの自分に声をかけてあげられたのは大きかった。
人に甘えることができずに育ってきた自分が、優しい言葉をかけてくれる大人(今の自分)がいることで‘認めてもらったんだ’と思えて、何かの瞬間に、‘あ、変わった’とストンと落ち着いた感じになった。
昔のことは忘れた方がいいのかなと思っていたので、それまで、蓋をすることで終わりにしていた。
これまで、過去のことは蓋をする=終了だったが、蓋をするのと、(身体志向アプローチで)‘ちゃんと終わりにする’のは全く違う。納得の仕方が違うし、とても健やかになった。‘ちゃんと終わりにする’ほうがはるかに良い。蓋をして、‘あのときはつらかった’と恐れるのとは違う。ちゃんと終わった事として見れる。‘theEnd’と、お話に終わりがつけられた。すごく納得ができた。
Q)生活を送る中で感じた変化
カウンセリングに来ていた最初の頃は、特に日常的につらかったので、カウンセラーの笑顔を見ると、‘私に笑顔を向けてくれる人がいるんだ’とホッとした。鳥が止まる場所を見つけられなくて飛び続けていたのが、止まれる場所を見つけて、やっと止まれたような状態。気持ちが空回りしていたので、気持ちの上で落ち着いた。
(身体志向アプローチを)開始した頃に、 作業着を着た人に普通に声をかけて、喋っていて、‘あれ?’と変化に気づいた。小さいころ、作業の妨げになるので作業中は絶対に話かけたらいけないと言われて育ったので、今でも、作業着を着た人には緊張して話しかけることができなかったが、自然に話せるようになっていた。
その後、夫に対して等、他の場面でも、これまで取れなかった行動がとれるようになったりして、‘これも変化だ’と気づくことが増えた。