カウンセリングオフィスtsumugi

TFTは、思考場療法（Thought Field Therapy）の頭文字をとったもので、アメリカの心理学者ロジャー・キャラハンによって開発された技法です。ツボをタッピングすることで症状を緩和していきます。ロジャー・キャラハンが、さまざまな治療技法を用いても改善が見られなかったクライエントに対して、勉強していた東洋医学を思い出し、ツボをタップしてもらうと症状が改善されたことから、TFTの研究・開発が始まりました。症状ごとにタップするツボの場所や順序が決まっており、それを行うことで、症状が緩和されていきます。症状を'思考場にとげが刺さった状態’と捉え、とげを抜く、エネルギーを整えるといったエネルギー心理学の要素が盛り込まれています。現在も研究がさかんに行われており、アメリカ政府のエビデンス登録機関にも登録されています。手順に従ってツボをトントンとタップするだけなので、簡単に使うことができ、被災地域や紛争地域などでの人道支援としても使われています。

ＴＦＴの最大のメリットは、簡単に行えて即効性を感じやすいこと、副作用の心配がないので、どんな状態のときでも使えることです。